暮らしの知恵3 健康を守る食生活

賢く食べるために

「栄養バランス」とか「野菜をしっかり」とか、毎日の食事が大切だということは誰もがわかっています。特に高齢になると、「食事」は生活の基本となる毎日の大切なイベントといえるのではないでしょうか。

毎日ちゃんと食べること

毎日3食ちゃんと食べるのは、容易なことではありません。誰もが調理に自信があるわけでもないでしょう。食費の心配もあります。賢く食べるための知恵や工夫について考えてみませんか。

配食サービス

配食サービスは、 健康な食生活を助けます。食事を通じた健康づくりや介護予防・病気の重症化予防のために、配食サービスを上手に活用しましょう

自治体による配食サービス

自治体によっては、「生活支援型食事サービス」もしくは「食の自立支援事業」として「配食サービス」を行っているところがあります。各自治体の配食サービスでは、「見守り」をかねている場合が多く、その場合、安否確認もおこなってくれます。

配食弁当の費用も一部負担してくれるため、個人で利用するより安く利用できる場合が多いのも魅力です。

  • 食事は毎日のことだから負担も大きいから、すごくうれしいサービスだわ

一般的な高齢者向けの宅配弁当は650円~くらいからしかありませんから、これを毎日となると経済的負担も大きいですよね。1食が650円だと想定しても、1日2食利用した場合は1300円。1ヶ月(30日換算)だと3万9000円もの金がかかります。収入の少ない高齢者にはかなりの負担です。

  • 栄養が大切だとはわかっとるが、お金も考えると難しいこともあるよなぁ。

自治体の配食サービスでは、補助金により利用料を一部負担してくれるため一食当たり350~400円程度で利用できる場合が多いです。1食350円なら1日2食利用しても700円。1ヶ月だと2万1000円。サービスを利用する前とは、1万5000円以上もの差が生まれます。

自分の住んでいる地域に公的な配食サービスがあるか、自分が対象になるのか、地域包括支援センター」又は各「居宅介護支援事業所」にご相談ください。

民間の配食サービス

自治体が運営している配食サービスが、適用外となってしまった場合や回数が足りない場合には、民間の配食業者を利用するのも1つです。料金的には、自治体が関与している場合より高くなる場合が多いです。その分「配達の時間」、「弁当の内容」に融通が利くことが多く、利用者への個別対応の幅も大きい印象があります。

配食サービスご利用のポイント

  • 食事を選ぶときに何か疑問のある人は、事業者にきちんと尋ねましょう。
  • 健康上の理由から食事選びについて不安がある人は、かかりつけ医・歯科医に相談しましょう。
  • 硬くて食べにくかったり、量が多かったり、少なかったりするときは、遠慮せずに相談しましょう。
  • 体調に異変を感じた場合には、速やかに、かかりつけ医・歯科医に相談しましょう。
  • 配食は料理の組み合わせ、味付け、量などの参考にもなります。日々の食事にも役立てましょう

中食をうまく活用する

中食とは、コンビニ・スーパーなどでお弁当や惣菜などを購入したり、外食店のデリバリーなどを利用して、調理・加工されたものを購入したりする食事をさします。毎日ちゃんと食べるためにも、うまく活用できるのではないでしょうか。

中食は、多様な食品を摂取できるので栄養的にもメリットがあります。しかしコロッケ・鶏のから揚げなどの揚げ物や、おにぎり・サンドイッチ・寿司など主食中心になりがちで、味の濃い料理や脂肪を多く含む料理は、食塩や脂肪の摂りすぎにも注意が必要です。

また、主食・主菜・副菜をそろえると、簡単に栄養素のバランスを整えることができます。現在のコンビニでは、たくさんの種類の惣菜が販売されていますので、それらを利用して「おにぎり(主食)」+「焼き魚(主菜)」+「お浸し(副菜)」など、いろいろな組み合わせを楽しむこともできます

毎日同じ料理を食べ続けたりせず、いろいろな料理を組み合わせて購入し、1品は手作りの料理を加えるとよいでしょう

外食の選び方

外食とは、食堂やレストランなどの飲食店やファストフード店・喫茶店・居酒屋等での食事を指します。外食店を日常的に利用する場合、健康管理のためにも、料理を上手に選ぶことが大切です。

ファミリーレストランやファストフードなどのチェーン店では、料理に含まれる栄養成分をメニューやリーフレット、ホームページなどで知ることができる店が増えています。

勤務地や居住地の近隣の店でどんな取り組みが行われているか、ぜひ調べてみてください。店や自治体の発信する情報を上手に利用して、外食店を選びましょう。

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