〇令和４年度 WAM助成（社会福祉振興助成事業）
中野権利擁護センター アクセプトでは、2022（令和4）年度 独立行政法人 福祉医療機構【ＷＡＭ】より助成を受けて、安心して暮らせる地域共生社会の実現に向け、地域の多様な社会資源や団体との連携ネットワークを構築し、地域の福祉ニーズに対応した地域密着型の事業を展開します。この「社会福祉振興助成事業」とは、地域共生社会の実現に向けた民間の創意工夫ある活動や地域に密着したきめ細かな活動を助成するものです。
令和4年度の交付金額は3,124,000円でした。
取組み状況につきましては、下記の報告書の通りです。
令和4年度WAM事業報告書
「みんなの笑顔を守るために！ーアクセプト 権利擁護支援の歩みー」
〇令和4年度 共感助成
事業報告書の抜粋
（１）助成金総額 本助成事業期間： 2022 年 5 月 から 2023 年 4 月まで
助成金交付額： 1,625,616 円
（２）本助成事業期間中の事業実施内容
成年後見制度の普及啓発の取組みとして、法人設立記念講演会のほか、障がい者とその家族を対象に他のNPO法人との共同企画による講演・学習会を開催した。また、地域の福祉活動団体への出前講座などにも取り組んだ。さらに、人材育成のための取組みとしては、座学による知識詰込み式の運営を排し、ワークショップ形式による事例検討を中心とした実践基礎講座を開催した。
地域の方々から寄せられる相談に応じ、見守りサポートなどの支援サービスへも取り組んでいるが、法人後見の受託には至らず、地元自治体などへ区市町村長による成年後見審判の申立てにあたって、当法人を後見人候補として取り上げるよう働きかけも行った。
（３）本助成事業期間中の事業成果
本助成事業の開始月に自治体及び社会福祉協議会の後援を得、また東京都からの講師派遣を受けて法人設立記念講演会を開催した。この場には、町会連合会や民生児童委員協議会からの参加があったほか、社会福祉学科を置く区内大学からの教員や学生の参加もあり区内ネットワーク構築の礎を築くことができた。
その後もNPO団体や社会福祉法人、介護事業所連絡会、近隣自治体などとの交流を進めている。
また、認知症対策の中核となる区の認知症疾患医療センターや法曹界からも当法人が行う後見活動の適正性を確保するための第三者委員会への参画が得られた。