私たちは誰もが人として尊厳を守られ、自らの意思と人格に基づいて、必要な支援を受けながら暮らしていける地域社会をつくることを目指して活動します。
一人一人に意思と人格に基づく主体性があることを踏まえ、私たちは、意思決定支援の考え方に基づいて、ご本人に寄り添い、意思の把握に努め、その実現のために最大限の努力をします。
支援の具体的な行動にあたっては、ご本人にとっての最善の利益を常に念頭に置き、権利保護に努めます。
支援にあたっては、ご本人の意思決定にあたって必要十分な情報・知識を収集し伝え、かつ分かりやすく説明することに努めます。
ご本人の暮らしの実状や生活歴などについて、十分に把握し、意思や判断の背景を正しく理解するよう努めます。
ご家族や友人、知人、ケア関係者など、関わりのある方たちとの人間関係の把握に努め、円滑な意思疎通が行われるよう支援し、ご本人が孤立したり不利益を被ることがないよう努めます。
社会全体に成年後見や権利擁護支援の考え方が普及し、発展して行くよう、実践活動に加え、普及啓発や家族後見人、市民後見人の支援、人材育成、研究開発など、総合的に活動を行います。
地域社会の様々な主体の連携によるケアの重要性を深く認識し、法人自身がよき地域の市民として、地域社会との交流、地域貢献に努めていきます。
公益事業を目的とする法人として、あらゆる活動の場面で法令順守に努めます。また、リスクマネージメントの体制を確立し、不測の事態に対しても、被害の最小化、再発防止に努めます。